しまぽいんと

沖縄暮らしのあれこれ

沖縄でよく見かけるたくましく育つ植物の気根について

こんにちは、オキナワキャッツです。

 

昼間は出かける気になれません。

 

暑いというより本土より赤道に近いオキナワの日光は痛いです。

 

危険です。

 

守ろうとして、数年オキナワに住んでいると体毛が濃くなってきます。

 

男女ともに経験者確認済み。

 

紫外線からBODYを守れと指令がくるんでしょうね。

 

もともと体毛が薄かったのに年々増えてくる。

 

今日はそんなオキナワでたくましく生きている植物の「気根」のご紹介です。

 

(気根 = キコン と読みます。)

 

見た方が早いので、気根の写真、いってみましょう。

 

 

那覇市にある小学校の塀。

 

坂道に位置する小学校なので

 

今歩いている歩道よりだいぶ高いところに位置しています。

 

 

 

 

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

 

排水のためのプラスチックの道管が写真左下に見えますでしょうか?

 

そこに食い込んでるんですよ!

 

というか、侵食しているようにも見える。

 

太い気根がどこまで伸びているんでしょうか。。。。ちょっと怖い。

 

校庭の木の下の段から始まっているように見えますが、

 

2段目もブロックから生え出しているのか、そもそも同じ個体なのかどうかも

 

わかりません。

 

 

 

こっちも待ってくれません。

 

今にも動き出しそうな、強い生命力を感じます。

 

スタートの木はブロックの割れ目から大きくなっているような・・

 

車が飲み込まれそう。

 

 

 

ブロックのくぼみに沿って下へ下へ伸びる。

 

台風でも飛ばされなさそうですね。

 

結構妄想力の高い私は、

 

今にも伸びそうで動き出しそうな気根を見続ける事ができなくなりました。

 

ガジュマルの木には

 

キジムナー

 

という子供の姿をした精霊が住んでいると昔から沖縄では言い伝えられています。

 

なんとなくわかる気がしました。

 

ただものではない、雰囲気。生きるということ。

 

 

 

気根とは

地上茎に作られて下方に向かって成長したり垂れさがったりする根のようなもの。

 

まず始めに空中に顔を出すのが特徴。

 

支柱根とよばれ、その名の通り大きく育つ植物を支える働きをしたり

 

伸びた気根から空気中の水分を取り込んだり余分な水分を排出したりする。

 

よく知られるものとしては、ガジュマル、モンステラ。ゴムの木、ベンジャミン等。

 

 

 

まとめ

 

本気になったら人間よりこの植物たちの方が生き残るんじゃないかと思います。

 

そういう発想があったか!と気づかされる気根の観察でした。

 

チャンスはピンチの顔をしてやってくる。

 

逆境に負けないしたたかさ。

 

元気をもらいました。